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当社施工スタジオ訪問記

あしびなーサテライトスタジオ
那覇空港から車で約15分のところに豊見城(とみぐすく)というところがあります。その埋め立て地に、2002年の年末に「ASHIBINAA(あしびなー)」と言うアウトレットモールが完成しました。  その中にFMサテライトスタジオを作る計画が持ち上がりました(詳しくはあしびなーのホームページの2003.4.24のプレスリリースを参照してください)。アウトレットモールから情報を発信し 、提携先の関東の放送局を通じてアウトレット・モールを知ってもらおうという計画です。

 スタジオ正面の写真です。アウトレットモールの中庭の総合インフォメーションセンターの隣に建築されました。東京への通信回線やアウトレットモールのBGM放送とのリンク回線の確保を考えたのと 、大勢の方がイベントに参加できるようにこの場所が選定されました。

 出場者が浮き上がるようにするため、サテライトスタジオ内部壁面は黒色に仕上げてあります。

 その効果は結構大きく、人が入っていないときは外から見てスタジオの存在があまりぱっとしないのですが、人物が入ってくるとその人物は浮き上がります。工事期間中に我が社のオレンジ色の工具箱がやたら目立っていたのが印象的でした。

 コンソールはADgearのSB2000アナログ・オンエアー・コンソールです。放送のようなリアルタイムで使用する場合はアナログコンソールが絶対の信頼感をもって迎えられるようです。

 コンソール・メーカーの(株)アイコニックの河村さんがSB2000の図面を素早く送ってくれたのでカスタマイズのための改造を大変順調に行うことができました。

 コンソールの前に座っているのはチーフ・エンジニアの坂下さんです。 坂下さんの沖縄生活日記が「沖縄坂下日記」として「OLEっち」のホームページに出ています。

 スペースの関係からブースとコントロールルームが一体となっています。そのため機器はファンの無いものを選択しました。

 テーブルやエフェクターラックはもちろん黒色で、丈夫で経年変化の無いメラミン化粧板を使用しています。こだわったところです。
 テーブルの脚は鉄パイプでできていますが、足をぶつけても大きい音が出ないようにセメントを詰めてあります。製作を担当した(有)宮崎木工所の宮崎さんのアイデアです。

 ギャラリーから出演者の顔が見えやすいようにマイクスタンドはシンプルな卓上スタンドにしました。高砂のMS-28A傾斜スタンドを使用して卓上の原稿スペースを確保しました。

 テーブルの下に、ヘッドフォンモニターレベル調整ボリュームと、ヘッドフォン端子の取り付けられたボックスが貼り付けられてあります。

 ADgear AB-1Lカフボックスも2台あります。

エフェクターとCDプレイヤーはミキシング・コンソール左手のラックにまとめられてあります。

 オペレーターの坂下さんは、放送用の音声のバランスとPAのバランスと番組録音のバランスというように、一人で三役をこなしています。 

パッチベイ、コーディック、プレイヤー類が収納されたラック。ギャラリーからよく見えるようにと正面の壁際に設置したのですが 、黒系統の機械が多くほとんど目立ちませんでした。

 その中で唯一 CDQ Prima コーディックが紫色でやけに目立っていました。このコーディックはファンが無いためファン騒音がありません。このようなブースとコントロールルームが兼用となっているスタジオにはありがたいですね。

 CDプレイヤーはTASCAMのCD-601を採用。製造中止になる寸前で必死に確保したプレイヤーです。MarkUとなって再発売される予定だそうです。

 CDプレイヤーのリモコンへのケーブルがじゃまになってリモコンが手前に出てこないように、ラックの下部にケーブルを収納するスペースを取っています。

 壁面が黒なので人物は目立ちますが壁は目立ちません。

 壁面に電波時計が見えます。「電波時計には東日本用と西日本用がある」のを知らなくて、東京から東日本用を持って行ったので、あわてて西日本用を手配しました。

 棚の上にあるのはTANNOYのREVALモニタースピーカー。いい音がします。

 アウトレットモールの館内放送にオンエアーの音声を割り込むための押しボタンスイッチ。総合インフォメーションセンターの卓上マイクの近くに設置しました。

 取り付けた翌日には、誤操作防止のため、案内嬢がかわいいドクロのマークを貼ってくれました。確かにこのスイッチを押しているときは館内放送をすることができません。さりげない心遣いに感謝!


 このシステムはオンエアー時だけではなく、サテライトスタジオ前で行われるイベントの音声を館内に流す時にも活躍しています。

 提携している放送局(Fm yokohamaFM NACK5bayfm琉球放送)からお花が届いていました。

 2003年4月から東京の渋谷マトリクススタジオをキーステーションとしてあしびなーサテライトスタジオそれに提携各局をリンクして毎週金曜日の18時から19時まで(琉球放送は当日の深夜12時から録音で)中継放送が行われています。

 番組名は「OLEっち」と言います。番組に応募してきた本土の若手ミュージシャンを耳の肥えた沖縄のリスナーに鍛えてもらい、勝ち抜き戦で生き残ったミュージシャンにプロデビューしてもらうというサバイバルオーディション番組です。JALがスポンサーになっています。

  マイクチェック中のSKプランニング鈴木さん。あしびなースタジオの企画立案者です。

  サテライトスタジオはこのようにショッピングモールの中庭に面して建てられました。ベランダはこのようなミニコンサートの舞台にもなります。


 オープニングの放送はあいにく雨に見舞われました。でも沖縄では「初日に雨が降ると縁起がいい」という言い伝えがあるそうです。

 パーソナリティーのきゃんひとみさんが聴衆に呼びかけを行っています。

 当社の鈴木の後ろ姿が見えます。
 
 雨にもかかわらず多くの聴衆が見に来てくれました。  ゲストに一青 窈(ひとと・よう)さんが来てくれた効果が大きかったかもしれません。さすがに2003年レコード大賞新人賞を取るだけの実力と人気があったのですね。
 
 サテライトスタジオの内部壁面が黒色なので出演者は確かに浮かび上がったのですが、ガラスの反射もちょっと目立ちました。

 携帯電話で撮影しようとするファンに対してアイズクルーの草山さんが「ダメ」の合図を送っています。
 
 パーソナリティーのきゃんひとみさんと挑戦ミュージシャン第一号の玄米君です。

 琉球放送さんがニュースの取材に来ていました。

 
 スタジオからベランダに出て沖縄で作曲した歌を披露する玄米君。
 彼の日記が「OLEっち」のホームページに掲載されています。

 ベランダはサテライトスタジオのコーディネイトを担当したアイズクルーの草山さんのアイデアです。このアイデアは大当たりでした。

 スタジオ壁面に防水のマイクコネクターボックスがあり、12チャンネルのマルチケーブルでサテライトスタジオのパッチ盤と信号をやりとりすることができます。

 サテライトスタジオのコンソールアウトは館内放送に送ることができるので。オンエアー用途だけでなく、アウトレットモールの様々なイベントにサテライトスタジオが活用されています。こちらは著者の提案です。


 当社の鈴木が「昔取った杵柄」よろしくマイクセッティングを行っております。
 


 今回のシステムでは運営サイドやシステム構築サイド、それに建築サイドなど様々な分野の意見が生かされました。番組オンエアーの日程が迫っていて、非常に短納期に、しかも確実に(試験調整期間が全くなく、ぶっつけ本番で)オンエアーにこぎ着けなくてはなりませんでした。

 また、番組中継のお手伝いをするという珍しい体験もさせて頂きました。これは貴重な経験でした。

 それぞれの分野の方が積極的に対応協力して頂けたので、短納期でありながら順調にサテライトスタジオを構築することができました。

特に建物と内装工事をめんどくさい要望をいろいろ聞いていただきしかも短納期で作っていただいた(株)アレックスのスタッフの皆さん、大変ご苦労様でした。ありがとうございます。

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