SOLIDCOM C1 Pro Roaming Hub / 1.9GHzワイヤレスインターカムシステム
SOLIDCOM C1 Pro Roaming Hubは、待望されていたローミング機能を採用した1.9GHz業務用同時双方向ワイヤレスインターカムシステムです。
一般的な業務用インターカムシステムは、電波帯域を様々な電波利用機器で共有するため、厳しい出力制限が施されています。そのため通信可能エリアを合法的に拡大するためには、携帯電話のように基地局の数を増やして複数の基地局と通信を行う以外に方法はありませんでした。
C1 Pro Roaming HubはC1 Pro Hubあるいは他のRoaming HubとLANケーブルでカスケード接続することによりヘッドセット一体型ベルトパックの通信可能エリアを拡大します。
Roaming Hub単体での通話距離は見通し最大500m(Pro Hubは350m)までで、Roaming HubやPro Hubを組み合わせてベルトパックの通話可能エリアを拡大することが可能です。
Roaming Hubは1台で20台までのヘッドセットに対応し、過去に発売されたC1、C1 Proヘッドセットを使用することができます。グループは各HUB共通で6グループまで設定でき、うち2グループを各ヘッドセットに割り当てます。
LANケーブルで2台のHUBがIPカスケード接続されると、1台目のHubの通話エリア外から2台目のHubの通話エリアに移動したときは自動的に2台目のHubにシームレスに接続され、通信範囲が拡張されます。ただし、1台のRoaming HUBが扱えるヘッドセットの最大数は20台なので、1台のRoaming HUBのアンテナエリア内で動作できるヘッドセットの最大数は、ローカルヘッドセットとローミングヘッドセットの合計で20台となります。
・6チャンネルの共通グループの設定はPCをLAN端子にIP接続して視覚的に設定することが可能
・Roaming HUBへの電源供給は12VDC電源に加えて、V/G-Mountバッテリーからも可能
・4Wireポート(RJ45) はIn/Outをそれぞれ単独で最大4グループに割り当て可能
・HubはUAC(USB Audio Class)機能を有しており、USB Type-Cケーブルを介してPCに接続すれば専用ドライバーなしにC1のオーディオがPCに認識されます。ZoomやSkypeなどのアプリを通じて、現場のスタッフと遠隔会議室利用で互いの情報をリアルタイムに共有することが可能です。
・UACポート(USB)もIn/Outをそれぞれ単独で最大4グループに割り当て可能
・Roaming Hub単体、またはヘッドセット10台セット、20台セットのラインナップ。各セットにはRoaming Hub、アンテナ、ケース、ヘッドセット、予備バッテリー、バッテリーチャージャー、交換用イヤーパッド+マイク風防などが付属します。
使用周波数帯域 | 1.9GHz DECT | 通信範囲 | 見通し最大500m | 変調方式 | GFSK | 送信出力 | <21dBm (125.9mW) | 受信感度 | <-90dBm | アンテナゲイン | 4dBi (全方向) | ヘッドセットバッテリー | 700mAh (2.66Wh) リチウムイオンバッテリー | バッテリー駆動時間 | リモートヘッドセット:最大10時間(ENC ON時) マスターヘッドセット:最大5時間(リモートヘッドセット5台と同時使用、ENC ON時) マスターヘッドセット:最大4時間(リモートヘッドセット7台と同時使用、ENC ON時) | S/N比 | >55dB | Roaming HUB接続端子 | 4Wire接続(RJ45) / ネットワーク接続(RJ45 x2) / USB接続(USB Type-A + Type-C) | 使用温度範囲 | -10~+45°C / -20~+60°C (保管時) | DC電圧範囲 | 7~30V、1A未満@12V | V/Gマウントバッテリー電圧範囲 | 11~30V、1A未満@12V | 重量 | 1797.5g | 寸法 | 302mm x 181.52mm x 63.6mm |
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Hollyland
Technology社は2012年に深圳で設立され、瞬く間に映像音声の無線伝送ソリューションの分野におけるリーディングカンパニーに成長しました。
HollylandのR&Dチームは30名以上のデザイナー、エンジニアが所属しており、毎年の収益の25%以上を研究開発費に投入することで、ワイヤレス伝送における信頼性と競争力のある製品/技術を日々開発し続けています。